2015年08月31日

宮沢賢治の作品を読む会 

9月12日(土) 13時15分〜15時(隔月の第2土曜日開催)

篠山市立中央図書館 創作活動室

 ・取り上げる作品

  『貝の火』 『シグナルとシグナルス』

  参加費:三〇〇円

  テキストは用意していますが、お手持ちの本や図書館の本でも結構です。 

『貝の火』〜こうさぎのホモイは川でおぼれかけたひばりを助けたお礼に“貝の火”という宝珠をもらいますが、慢心して威張りだします。

どなたでもさんかできます。直接会場にお越しください。

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『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』県立図書館出前講座(報告)

8月22日(土) 読書会・大人の本を読む会を開催しました。
村上春樹著 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を溝口めぐみさん(兵庫県立図書館司書)に解説してただきました。ー 物語は「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」のふたつのパートに別れそれぞれの世界が交互に語られ物語が進行していきます。当時将来性のある無名の新人作家が登場した時、村上春樹をメディアが巨大な利権として追いかけます。氏に対する文壇の攻撃(評論家の理不尽な酷評)を「ハードボイルド・ワンダーランド」のなかで寓話として描き、物語のなかでついに傷つき病に倒れます。「世界の終り」では、壁に囲まれたダークな世界に送り込まれた〈僕〉すなわち村上自身が〈影〉ジャズ喫茶オーナー時代の兼業作家に決別し、小説家村上春樹として本格的に始動していくという強固な意志を表現しています。ー
村上氏の小説家としての背景や壁、門番、一角獣、やみくろ、計算士などなどの文中の言葉を解説していただくと、物語もくっきりと浮かび上がってくる。
参加者感想:
・こうして解説していただくとぼんやりしていたことが少しはっきりしてきます。次回を楽しみにしています。 ・詳しく解説していただいて村上文学の面白さがよくわかった。 ・読むには読んだのですが、よくわからない世界だなという感想だったのですが、作家自身の当時の状況や背景とともに、読み解いていってもらいひとつの示唆をもらいました。

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細見和之氏講座『ポップミュージックの伝えるもの』A(報告)

7月4日の第2回目の講座では中島みゆきの「4・2・3」はペルー日本大使公邸人質事件を題材にした曲の解説
が興味深かった。1997年4月23日に127日間も拘束されていた人質が強行突入で解放された。中島みゆきは旅先でたまたま見たテレビで知る。その様子をテレビの実況のように歌い上げる。「4(よん)・2(にい)・3(さん)」と繰り返すフレーズに生々しさを感じた。「あの国の中で事件は終わり 私の中ではこの国への怖れが 黒い炎を噴きあげはじめた」 と、かなり政治的な内容を中島みゆきのままの感性で歌い上げている。
講座の内容は、細見氏の著書『ポップミュージックで社会科』(みすず書房)に詳しく書かれている。
講座で取り上げられた参考図書
◆『封殺された対話』ペルー日本大使公邸占拠事件再考 (小倉英敬著/平凡社)
◆『牛乳屋テヴィエ』(ショーレム・アレイヘム著 西 成彦訳/岩波書店)
=『屋根の上のバイオリン弾き』の原作
✤ 感想:講座に参加して
●ポグロムやホロコーストで殺された多くの命とともにイディッシュ語が滅びかけている。改めて戦争の愚かしさを思う。
●とても切込みが鋭いお話でした。ポップ曲で表現されている中に深い意味があることがわかり、今のご時世考えさせられました。

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