2015年08月31日

細見和之氏講座『ポップミュージックの伝えるもの』A(報告)

7月4日の第2回目の講座では中島みゆきの「4・2・3」はペルー日本大使公邸人質事件を題材にした曲の解説
が興味深かった。1997年4月23日に127日間も拘束されていた人質が強行突入で解放された。中島みゆきは旅先でたまたま見たテレビで知る。その様子をテレビの実況のように歌い上げる。「4(よん)・2(にい)・3(さん)」と繰り返すフレーズに生々しさを感じた。「あの国の中で事件は終わり 私の中ではこの国への怖れが 黒い炎を噴きあげはじめた」 と、かなり政治的な内容を中島みゆきのままの感性で歌い上げている。
講座の内容は、細見氏の著書『ポップミュージックで社会科』(みすず書房)に詳しく書かれている。
講座で取り上げられた参考図書
◆『封殺された対話』ペルー日本大使公邸占拠事件再考 (小倉英敬著/平凡社)
◆『牛乳屋テヴィエ』(ショーレム・アレイヘム著 西 成彦訳/岩波書店)
=『屋根の上のバイオリン弾き』の原作
✤ 感想:講座に参加して
●ポグロムやホロコーストで殺された多くの命とともにイディッシュ語が滅びかけている。改めて戦争の愚かしさを思う。
●とても切込みが鋭いお話でした。ポップ曲で表現されている中に深い意味があることがわかり、今のご時世考えさせられました。

posted by ささやま図書館友の会 at 10:58| Comment(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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