2020年08月24日

宮沢賢治の会は休会します

宮沢賢治の作品を読む会は休会します。

これまで延期ということで連絡してきましたが、コロナ禍が収束に向かう気配もなく、1年〜2年(?)先かどうかも不透明な状態ではこれ以上延期はできず、残念ですが今後については休会とさせていただきますのでご了解ください。「宮沢賢治の作品を読む会」は、声に出して作品を読むことで賢治の独特の世界観を味わうことができますが、朗読するという形が再開するのを難しくしています。

賢治の会は2ヶ月に1回開催し10年間続けてきました。『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』『風の又三郎』などの良く知られた作品のほかにも、たくさんの作品に出会うことができ参加者は毎回不思議な賢治ワールドに出会うのを楽しみにしていました。賢治は人間の心の中に潜む驕りや欺瞞を作品に登場する人物や動物などを通して語りまたユーモアで包んで表しています。
現在のコロナ禍の状況は、大自然の中で人間がその中の一員であることを忘れて、人間こそが絶対的な存在であるかのように自然を破壊してきたことへの警告のように思われます。
賢治が『注文の多い料理店』の序文の「これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹や月あかりからもらってきたのです。」の言葉に触れ、自然の中の一員として生かされ、改めて生きとし生けるもの全てと、この地球で共存していけることを願ってやみません。

posted by ささやま図書館友の会 at 16:39| Comment(0) | 宮沢賢治の作品を読む会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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